小さい頃の記憶では、鶏頭の花は花屋さんで買うお花とは思えませんでした。
空き地に自生している、半分雑草のような感覚でした。
お墓にお供えした鶏頭の花からこぼれた種が、小さな芽を出します。しかし、私はいつも鶏頭の芽とわかっても、雑草と一緒に抜いてしまいます。
そのくせ、ボンベイ鶏頭などの豊かな質感と、複雑な色合いには感動します。
そう言えば子供の頃、鶏頭は茎の色が薄赤いので、ままごとで、日野菜のお漬物に見立てて遊んでいました。そのくせ、花の鮮やかさは食べ物には無い色と質感で、子供心にも食べ物に模すには抵抗がありました。
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