<2010 2012>  

1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月

■2011/12/14  2012年のカレンダーダウンロードできます。

こちらのバナーをクリックいただくとダウンロードできます。
ご利用いただくにはADBE READERが必要です。(PDF形式)



年末年始の営業について

天王寺本店

12/31~1/3までお休みをいただきます。

鶴見店

12/29~1/3までお休みをいただきます。

年始の営業はは1/4より始めさせていただきます。


■2011/07/22  生花店が放つセットプレー

サッカーの第6回女子ワールドカップで優勝した日本代表「なでしこジャパン」にあやかろうと、切り花ナデシコを売り込む生花店が相次いでいる。
首都圏で「とうきゅうフローラ」や「フルールカレン」をチェーン展開する東光フローラは、優勝した翌日の19日から、21店舗全店でナデシコフェアを開いている。店内をおめでとうナデシコジャパン」と書いた購買時点広告(POP)で、お祝いムードを演出しながら、客の購買意欲を刺激する。
東京都品川区の「フルールカレン五反田店」の遠藤敦店長は「売れ行きは好調。なでしこジャパンの頑張りに感動して購入するお客さんもいるようだ」と話す。
ただナデシコの相場はほぼ例年並み。卸会社は「なでしこジャパンの話題をもっと販売に活用してほしい」と話す。

日本農業新聞  2011年7月22日より


■2011/04/19  切り花上げる  補充買いで動き

低迷していた切り花相場が反転した。主要切り花の全国指標である「日農平均価格」は18日、8営業日ぶりに上げた。週末に好天に恵まれたとろも多く、バラを中心に小売店で補充買いをする動きが強まった。ただ、全般的に消費の動きは鈍く、「この相場回復は一過性」(大田花き)と、楽観視できない情勢だ。

18日の切り花の日農平均価格は1本48円と前市より3円高かった。仏花や葬儀に使われる菊類以外は、「母の日」(今年は5月8日〉のプレゼント定番である力ーネーション類、バラ類、ユリ類、草花類の価格は、前市より4~11円上げた。「冬の品目が減少しており、バラやトルコギキョウなどへの引き合いがあった」(同社)。
同日のスタンダード、スプレイ合わせたバラ類は1本63円、トルコギキョウが154円とそれぞれ11円、10円上げた。カーネーション類は、「母の日」の需要で先週から相場がやや改善。「11日ぐらいから徐々に動き出している」(なにわ花いちば)という。スプレイカーネーションは前市より5円上げて41円となった。
切り花相場は例年、入学式などの学校行事が落ち着き、「母の日」の需要が動き出す4月中旬まで弱含みの傾向にある。今年も4月初旬から相場は下降。18日から「母の日」まで相場が上昇基調になるかについては、不透明とみる関係者が多い。
東日本大震災以降、自粛ムードなどで切り花消費は鈍化。各卸では相対取引を強め、せり相場の下落を防ぐなどの対応をしており、「引き合いは決して強いわけではない」(なにわ花いちば)、「母の日の注文はまだそれほどでない。本格化するのは直前の1週間くらいではないか」(大田花き)など、慎重な見方をする卸売会社が多い。

日本農業新聞  2011年4月19日より


■2011/04/09  JAと太陽の花、キク農家を緊急支援

JA沖縄グループ(会長・小那覇安優JA沖縄中央会長)と県花卉(かき)園芸農業協同組合(外間勝嘉組合長、太陽の花)は8日、東日本大震災の影響で需要が激減し、売り上げが急落しているキク農家に無担保・無保証で融資するなどの緊急支援策を決めた。

同日、那覇市のJA会館で会見した小那覇会長は「農家は現金収入が減少し、極めて厳しい状況。緊急に支援する必要がある」と述べ、迅速に対応する姿勢を示した。

支援内容はJAが(1)無担保・無保証の低利子融資(2)収穫前に購入し、売上金から差し引く予定だった資材費の支払い期日の延長(3)資材購入時の掛け金限度額の100万円引き上げなど。受付期間は7月29日まで。

太陽の花は前渡し金の限度額を300万円に増額、借入金の返済条件変更などを受け付ける。沖縄金融公庫に対しても農家が迅速に融資を受けられるよう手続きの簡素化を要請した。

3月は彼岸などで、キクの県外出荷の最盛期だが、震災後、被災地で需要が激減している。計画停電や福島第1原発事故の影響で関東地方でも消費が落ち込み、供給過多で価格が急落した。だぶついたキクは西日本の市場に集中しており、価格下落は全国に広がった。

両組合は採算割れのキクを出荷調整しており、農家は出荷できないキクを処分している。3月は両組合で、年間売上高の1割に上る11億円の減収となった。

4月に入り、キクの価格は回復傾向にあるものの、「まだ先を見通せない」(JA担当者)とし、農家支援に踏み切った。価格下落が長期化した場合は、同様の支援対策をとる方針だ。

両組合は県に対し借入金の利子補給や生産資材費用の助成なども求めている。

外間組合長は「組合設立から35年たつが、このような価格の暴落は初めて。来期から再生産できるように農家を支援したい」と話した。

沖縄タイムス  2011年4月9日より


■2011/03/30  花需要激減・養殖えさ不足 震災、九州の農漁業にも影

東日本大震災は九州の農漁業にも影を落としている。九州・沖縄で生産が盛んな花は需要が激減し、出荷量が減少。漁業では養殖魚のえさの確保が難しくなる懸念も出ている。農産品の輸出でも、海外での商談会が延期になるなど逆風が吹き始めた。農水産物の供給基地として九州の重要性が高まる一方で、生産者には不安も広がりつつある。

 小菊の出荷量が全国1位の沖縄県では小菊など花の出荷に大きな影響が出ている。JAおきなわによると、東日本大震災により東北地方と首都圏で3月彼岸用の小菊などの需要が大幅に減り、価格が例年の4分の1程度に低下した。3月の出荷量は例年は小菊を中心に50万本前後だが、今年は10万本程度にとどまっている。

 沖縄の温暖な気候を生かし、3月の彼岸期は全国で使われる小菊の約95%が沖縄産という。JAおきなわには菊栽培農家が約450人おり、3月彼岸期用の売り上げは年間収入の3割以上に上る。JAおきなわの担当者は「過去に経験したことのない厳しい状況だ」と話している。

 大分県でも全国2位の出荷量を誇るスイートピーなど花の出荷額が下がっている。JA全農おおいた園芸販売課によると関東地方で物流網が寸断されたほか、卒業式や歓送迎会の自粛が増えたことが影響している。JAながさき県央でも、「需要が少ない生花は値崩れが著しく、従来の半値以下で取引されている」という。

 日本一のぶり養殖産地、東町漁協(鹿児島県長島町)は養殖用のえさとして配合飼料のほかに、カタクチイワシなどの生えさを年間10億円程度購入している。主力は千葉県の銚子や北海道産だが一部は三陸産を購入しており、今後ストップするのではないかとみる。

 また震災の影響でえさの価格も上がり始めており、出荷が本格化する秋以降は「品質などの問題で使用を見送ってきた中国産の生えさも考えなくてはならないかもしれない」(同漁協)。

 アジア輸出にも影響が出始めた。鹿児島銀行は提携先である香港の東亜銀行の取引先を対象にした農畜産物の商談会を4月に実施する予定だったが、震災の影響で延期。野菜、果物などの生鮮品から加工品まで20~30社が参加予定だった。今のところ風評被害は出ておらず、5月に他の地元金融機関とともに台湾で実施する別の商談会は「予定通り実施する」。

 福岡県やJA福岡中央会などが出資し、農産物輸出を手掛ける福岡農産物通商(福岡市、渡辺宏社長)は「現段階で風評被害の影響を受けていない」としているが、主要輸出先のタイやシンガポールなどで九州産も含め放射線物質の検査が強化されており、今後出荷が停滞する恐れはある。

 ただ、香港へイチゴを年間25トン輸出しているJAたまなは「現地からの引き合いは依然強い」と話しており、4月上旬まで出荷を続ける方針。地域、商品によって日本農産物に対する受け止め方は異なるようだ。

日本経済新聞Web刊  2011年3月30日より


■2011/03/29  栄村の避難所に花の贈り物


長野県北部地震で避難生活を続ける下水内郡栄村の人たちを元気づけようと、長野市や飯山市で店舗を展開する「ヌボー生花店」(長野市)は28日、村内7カ所の避難所に花を贈った。避難生活が長引く中、「花で心を和ませてほしい」と発案した。

信濃毎日新聞Web  2011年3月29日より


■2011/03/28  東京で桜が開花、平年並み 昨年より6日遅く


東京管区気象台は28日、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年並みで、昨年より6日遅い。
千代田区の靖国神社にある標本木で同日午前、開花の基準となる5~6輪が咲いているのを確認した。開花後、約1週間で満開となる。
気象庁によると、ソメイヨシノは今月20日に静岡市で開花したのを皮切りに、22日に福岡市と高知市、27日には名古屋市で開花している。

西日本新聞  2011年3月28日より


■2011/03/28  花に復興の願い込め 福岡花市場で山形フェア


福岡市東区松田の福岡花市場で28日早朝、切り花の競りがあり、東日本大震災の被災地を支援するフェアが開催された。販路寸断のため宮城や岩手産の花きは入荷困難だったものの、JA山形おきたま産の彩り豊かな花「アルストロメリア」が2万2千本届き、震災前と同じ1本平均70―120円の競り値を付けた。
フェアに参加した生花業者など約300人は冒頭、震災犠牲者の冥福を祈って黙とうをささげた。アルストロメリアは2万本が「前売り」の形で買い付けられ、競りにかかった2千本も即座に競り落とされた。
会場で、被災地の花き生産農家の支援にあてる義援金も急きょ募った。同市場は「今後も積極的に東北の花きを仕入れることなどで、後方支援したい」と話している。

西日本新聞  2011年3月28日より


■2011/03/15  青果が大混乱

東北軒並み減  切り花

彼岸向けヤマも需要は冷え込み

花相場は弱含みの相場展開となった。彼岸向け花材仕入れのピークを迎えた東京市場では14日、愛知産の輪菊「神馬」が1本57円(中値)となり、前市より4割安、スプレイ菊はおよそ半値45円でせり取引された。「震災で東北での需要が冷え込み、かなり厳しい展開となった」(卸会社)と話す。お祝いの自粛ムードから、結婚式を取りやめるケースもあり、注文した洋花をキャンセルする動きもでているという。また、輸入品の急増も下げ要因にあるとの声もあった。

日本農業新聞  2011年3月15日より


■2011/03/07  チューリップ商業施設でPR

JA兵庫六甲

【兵庫六甲】神戸市北区にある商業施設「神戸三田プレミアムアウトレット」で2月27日、JA兵庫六甲淡河チューリップ部会が来店者にチューリップをプレゼントし、季節を迎えた淡河産のチューリップを消費者にPRした。
この日は300人分のチューリップを用意。部会員が「フラワープリンセスひょうご」と一緒に買い物客にチューリップを手渡した。
「こんなきれいな色のチューリップは初めて見た」「住んでいる近くにチューリップの産地があるのを初めて知った」と驚く人もいた。
施設内にはチューリップを15種類以上、150本以上展示するブースを作り、淡河産のチューリップの華やかさ、種類の多さもPRした。

日本農業新聞  2011年3月7日より


■2011/03/07  高地の花 売り込み

産地と買参人 情報交換 大阪鶴見市場

大阪鶴見花き地方卸売市場(大阪市鶴見区)で4日、高知県の花を買参人にアピールする「高知県産フェアー」(同県主催)があり、県内17産地の花き約60点が勢ぞろいした。会場ではJA土佐香美、JA高知市、JAとさしの3JAが意見交換のためのブースを設置。特産花きの生産状況や消費動向などの情報を買産人と交換した。
高知県はトルコギキョウ、グロリオサ、ユリ類などの生産が盛ん。今回は、花き卸のなにわ花いちばの協力を得て、農家と生花店が個別に情報交換する場を初めて設けた。
各ブースでは、訪れた買参人にアンケートに答えてもらいながら、特産の花についての評価や要望を聞いた。高知県産花きは、冬から春にかけて、シェアが高いため、買参人の関心は高く、せりに参加した約450人の買参人のうち、約220人がアンケートに答えた。


日本農業新聞  2011年3月7日より


■2011/03/01  球根付きチューリップ  大阪

初取引で価格2倍

新潟県のJA越後中央が商品化した球根付きチユーリップ「バブチュー」が28日、大阪鶴見花き地方卸売市場で初取引され、大阪市の生花店などにお目見えした。産地で水耕栽培したものを、球根や根が付いた状態で消費地に運搬。通常の花より日持ちが1週間ほど長い。生育段階の様子を消費者が楽しむこともでき、全国的にも珍しい販売方法だ。生花店では、日持ちが良いだけでなく、透明なガラス瓶などに生けて楽しむことができる点を来店者にアピールしていた。
価格砥迷が続くチューリップ全体の注目度を再び高めようと、JAと同市場の花き卸・なにわ花いちばが企画。市場価格は、1本(秀2L級)100~80円。通常のチューリップの2倍近い価格で取引された。
 「バブチュー」を市場で仕入れ、店頭で販売し始めた大阪市淀川区の十三花園の柿本博士取締役は「球根と球根の間にできた隙間に他の花の茎を差し込むことで、スポンジ不要のアレンジ物もできそう」と話す。同店は通常のチューリップは3本420円、「バブチュー」は1本200~300円で販売する。

日本農業新聞  2011年3月1日より


■2011/02/26  花桃、菜の花高値

22県産地 銀座でPR  流通情報連絡協

ひな祭り手当ても入荷減  東京市場

3月3日のひな祭りを目前に、関連花材の仕入れがピ-クを迎えている。東京都中央卸売市場大田市場では25日、.花桃の中値が1本534円と前年の3割高となった。卸売会社は「昨年夏の猛暑の影響で花芽が少ないものが多く入荷量が少ないため」と話す。
同日の入荷量は、この日を販売ピークと見た産地の出荷が集中し、前年同期を4割上回る19万2000本となった。しかし、「数量を確保したい小売店からの引き合いが強く、高値水準を保った」。(卸売会社)。
共選で花桃を出荷する茨城県のJA茨城みどりの出荷量は前年に比べ3割減。「花芽の少なさを、通常束の本数より1、2本多く入れカバーしている」(同JA)状況。
添え花として使う菜の花も品薄高だ。店顕でひな祭り商戦が目立ち始めた21日には中値で-本47円と過去3年で最も高い値を付けた。干ばつや寒さの影響で、葉が黄色くなるなど品質は悪く、丈も40、55㌢中心と短い。
「それでも全体的に少ないから、引き合いが強い」と卸売会社。25日の中値は1本39円。「入荷量は前市に比べ5割増え価格は落ち着いたが、まだ高値圏」(卸売会杜)だ。
菜の花が品薄で黄色系の花に代替需要が出ている。大田花きの25日の平均価格はフリージアで1本40円と前市より1円、黄色のチューリップは同50円で2円上げた。
市場関係者の多くは今週末に花を飾る消費者が多いと予測。25日を仕入れのピークと捉えるが補充買いで28日の取引も引き合いが出る、との見方もある。



日本農業新聞  2011年2月26日より


■2011/02/23  国産花き身近に

22県産地 銀座でPR  流通情報連絡協

花の消費宣伝でタッグ-。

全国の花き産地が連携して花の消費拡大に取り組むPRイベントが22日、東京都内で始まった。JA全農県本部や経済連の東京事務所などでつくる花き流通情報連絡協議会が主催し、今年で2回目。カーネーションやバラを中心に輸入品が増加する中で、「国産花きの良さを産地一体で消費者に訴えていきたい」 (JA熊本経済連)と意気込む。
会場の東京都中央区銀座のソニービルでは、ピンク色のスイーピーやチューリップ、バラなど34品目、6000本近い花が、産地ごとに展示され、行き交う人々の目を楽しませた。
産地は静岡をはじめ宮崎や干葉など22県で前回より7県塔えた。
今回は、館内のモニター4面に生産風景などを映し出し、”顔の見える花”をアピールした。国産の花々により親近感を持たせる仕掛廿もしている。
国産の良さを知ってもらおうと、アンケートに答えた消費者に花束をプレゼント。イベントは27日まで。


日本農業新聞  2011年2月23日より


■2011/02/18  チューリップ出荷最盛

4月までに100万本  JA兵庫六甲淡河


【兵庫六甲】花の産地として有名な神戸市北区として有名な神戸市北区淡河町で、チューリップの出荷が最盛期を迎えている。JA兵庫六甲淡河チュ・ーリップ部会は、部会員全員で互いの花を厳しくチェックし、高品質なチューリップを出荷。
消贄者二ーズに応えようと、出荷量、.品種ともに増やしている。

昨年12月から関西の5市場と、JA兵庫六甲の直売所への出荷を始めた。4月までに、合計100万本を出荷する見込みで、昨シーズンを20万本上回る。珍しいチューリップにも挑戦しようと、今シーズンは169品種を栽培。昨シーズンより45品種多い。同部会の常深文和部会長(63)は「昨年の猛暑の影響で植え付けが例年より2週間ほど遅れたが、今回も高品質で美しいチューーリップが出荷できている。たくさんの人に感動を届けたい」と話す。

日本農業新聞  2011年2月18日より


■2011/02/15  小花価格上昇

節約志向強まる  ボリューム感も人気


切り花市場で小花の人気が上昇中-。日本農業新聞が、2010年に東京都中央卸売市場で取引された切り花の価棺上昇率を調べたところ、こんな傾向が浮かび上がった。上昇率が高いのは、スターチスなどのフィラフラワー(枝分かれした先に小花が付く花)やグラジオラスなどのラインフラワー(1本の茎に多数の小花が付く花)。節約志向や居住環境が影響しているとみられ、専門家からは「大輪ブームが終わり新たな動きが出ているのでは」との声もある。

昨年の切り花取引は夏の猛暑の影響で生産量が減り、価格が上がるケースが多かった。東京市場でも、天候不順などの影響を受け、菊類などをはじめ”入荷減単価高”の品目が目立った。そこで”入荷増単価高”の切り花を、需要が広がっている品目と仮定し、本紙で傾向を分析した。
それによると、都が集計する98品目(色、品種の違いも含む)のうち、入荷量が09年を上回ったのは、わずか23品目。この中で平均価格が前年以上となったのは18品目あった。目立ったのはスターチス(シニュアータ系)や、宿根以外のカスミソウ、スイートピーといったフィラフラワーだ。こうした花は、花束の空間を埋めるために活躍することも多い。
大田花き花の生活研究所の桐生進所長は、昨今の経済情勢との関係を指摘。「小花がたくさんあり、ボリューム感が出せるため、節約志向の強い消費者に小売店がお得感を強調するために、数多く用いたのでは」と分析する。
小輪グラジオラスやキンギョソウ、オンシジウムなど、花に伸びやかな表情を与えるラインフラワーも数多くあり、「薄型テレビの普及などで居住空間が広がり、ふわっとした花も部屋に飾りやすくなったことが背景にある」(同所長)と説明する。
また、入荷量の増減を考慮しない場合、10年で最も平均価格を上げた切り花は、ミニカーネーションで前年比約2倍だった。次いで、レースフラワー、カトレアの順だったが、いずれも入荷量は前年を下回っており、ミニカーネーションは85%減だった。
東京市場に入荷する主要品目(菊、カーネーション、バラ)では、天候不順による入荷減が大きく響き、軒並み平均価格を上げた。

日本農業新聞  2011年2月15日より


■2011/02/10  男性客取り込み フラワーバレンタイン

商戦に熱気 ブーケや一本売りも


14日の「バレンタインデー」に向け、生花店の売り込みが本格化している。今年は、男性から女性に花を贈る「フラワーバレンタイン」を花き業界が提唱し、首都圏を中心に商戦が激化している。店頭では、客の関心を引き寄せる工夫や気楽にプレゼントできる商品を開発するなど、男性客のハートをつかむのに躍起だ。
「男性客に素通りされないよう、目立つように製品作りで店に動きを出しています」。通勤通学で多くの人々が行き交う新宿駅構内。小田急フローリスト(東京>本店は、今週から店頭でアレンジメント製作を始めた。普段は店内の奥で、ひっそり行う作業を通行人に見せ、男性を立ち止まらせる作戦だ。その横には「フラワーバレンタイン」をPRする大きなポスターを貼り出してある。同じ新宿駅構内で店を構えるフラワーショッフ京王(東京)とスイートピーを便ったブーケ(2100円)を開発。共運商品として、構内にある全広で販売し、商戦を盛り上げる。
欧米などでは、バレンタインデーに男性が女性に花を贈るのが一般的。
国内の花き業界は、こうした動きに習おうと、今年から小売店が中心となって「フラワーバレンタイン」を提唱した。サントリーフラワーズ(東京)の昨秋の調査では、告白時に男性が女性に花を贈ると、付き合える成功率が3割以上アップするとの結果もあり、花きビジネス開花のチャンスと業界は期待。照れ屋の男性客をいかにつかむか、各社は知恵を絞る。
消費春の節約疲れが指摘される中、日比谷花壇は8400円の花束を販売するなど、高額商品を販売する。欧米の風習をまねた12本のバラの花束で、高級感をアピール。
青山フラワーマーケットではカジュアルさを打ち出す。全店でバレンタインの販売促進活動に取り組む。男性が気軽に贈れるよう、インディゴペーパーにバラ1輪を入れたブーケを683円で販売。同店を運営するパーク・コーポレーンョン(東京)は「かしこまらずに、1本から始めてみようという意味を込めた」という。
とうきゅうフローラは全店で、バラやガーベラをメーンにスイートピーなど季節花などを入れたミックスブーケ(1200円)を売る。1月中旬から店内にバルーンを飾り、フラワーバレンタインをPRしてきた。運営する東光フローラ(神奈川県川崎市>は、「今回はプレゼントの主役になる商品」と自信をみせる。
バレンタインデー直前の1週間は、売り上げで前年比3%増を見込む。




バラに引き合い 東京・大田花き

切り花相場でもバレンタイン需要の動きが出ている。建値市場となる東京郡中央卸売市場大田市場の大田花きでは9日、バラなど、関連花材での上げが目立った。
栃木産の旅バラ「ローテローゼ」1ケース(100本人り)中値が1万1130円と前市に比べ735円上げた。「入荷量は前年並みだが、フラワーバレンタインPRの効果もあって、この時期としては高い」(担当者)と話す。「サムライ」「レッドスター」といった他の赤パラも相場を上げたとい'う。「買い切れなかった分を含めて、11日も堅調」とみる。
また、ラナンキュラスも大輪系を中心に引き合いが強まった。価格は長野産1ケース(同)中値で9135円と前市比2割高。静岡産ガーベラ中値は前市を105円下回る1ケース(同)2940円だったが、「この時期は鈍い赤色の動きが良かった」(担当者)とバレンタ
イン需要の感触をつかむ。

日本農業新聞  2011年2月10日より


■2011/02/08  宿根カスミ下げ


大阪花き園芸地方卸売市場で7日、宿根カスミソウが下げた。和歌山県産1本高値が157円で前市に比べて53円安。「天候が回復し、各産地からの入荷が増えたため、これまでの相場高が落ち着いた」とせり人。潤沢な入荷が見込まれる来週にかけて相場は下げるものの、「再来週は卒業式需要も出てくるため持ち直す」(せり人)。

日本農業新聞  2011年2月8日より


■2011/02/05  フラワーバレンタイン 生産者もアピール

タグやポスター活用

14日の「バレンタインデー」に、男性が女性に花を贈る「フラワーバレンタイン」を盛り上げようと、花き生産者がPR活動に力を入れている。花材にタグを付けたり、多くの人が足を運ぶ市役所に花を置いたり、アピールの方法はさまざま。「母の日」に続く物日にしようと、生産者の期待も大きい。
千葉県旭市で洋ランを栽培する椎名洋ラン園では、「フラワーバレンタイン」を推進するためにと書かれた共通タグを付けた、マイクロコチョウランを市場などへ出荷。

「これまでこの時期に、バレンタインデーでの商材として反応はなかったが、今回は全国の市場から注文が入っている」(同園の椎名正樹さん)と、「バレンタインデー」向け商材として好感触を持つ。期間中、1000鉢の販売を計画する。
ガーベラ生産で日本一を誇る、静岡県JAとぴあ浜松管内の浜松PCガーベラでもPRに躍起だ。市民に「フラワーバレンタイン」を認知してもらおうと、市役所などに自ら作ったガーベラを持ち込んで、一輪挿しにして展示し、男性から女性に花を贈ろうと宣伝する。受付など130カ所に花を置きPRする。大阪市内でもガーベラなどを使ったモニュメントを設置するなど、積極的にイベントを推進。浜松PCガーベラの鈴木誠さんは「まずは、認知してもらうことが大事」と、普及の重要さを強調する。
冬場のトルコギキョウ主力産地である熊本でもJA熊本経済連が、ポスターを約700枚作成。卸売市場などに配布し、PRをしている。同経済連では東日本地区で取引する26卸会社に趣旨などを説明しており、「これまで取引の無かった市場からの注文が入った」と効果に喜ぶ。
「バレンタインデー」前日の13日に、「フラワーバレンタイン」をアピ-ルするため花業界がまとまって、東京都内で約2万本の花を消費者にプレゼン卜するイベントを予定する。産地では、花材提供を産地では積極的に行うなど、生産側も取り組みを活発化している。

日本農業新聞  2011年2月5日より


■2011/02/05  コチョウランを加工

チョコの替わりに

埼玉県洋蘭(ようらん)組合の組合長を務める榎本雄治さん(45)は、コチョウランをプリザーブド加工し、生花の風合いを長期間楽しめるプリザーブドフラワーを開発し、1月末にネット販売を始めた。生産者が商品化まで取り縮む事例は全国で初めて。14日の「バレンタインデー」に合わせ、販売キャンペーンを展開。加工分野で新たなビジネスチャンスを探る。1箱(1輪入り)が3500円で送料無料。
榎本さんは新座市でハウス6棟で常時2000株育成。生産過程で販売できず、廃棄するものを有効活用しようと、生花をプリザーブドの加工業者に委託。2次加工し、フラワーアレンジ業者と連携して商品化した。
榎木さんは「時代の変化とともに、消費者ニーズに合わせて販売チャンネルを広げたい。経営の安定のために結果を出したい」と力強く語る。
コチョウランは、祝いなどの贈答に欠かせない商材だ。一輪ずつの別々の商品として加工することで、多くの人に楽しんでもらおうと、組合の中でも先陣を切って加工分野に挑戦する。県も「新たなビジネスチャンスとして捉え、支媛したい」と期待する。 (埼玉)


日本農業新聞  2011年2月5日より


■2011/02/02  花持つ男好印象

”女心”わしづかみ  日比谷花壇調べ

花を抱えて歩く男性の姿を見て、女性の3割が「格好いい」と評価。
日比谷花壇がまとめた「バレンタインデーと花に関する女性の意識調査」で、こんな傾向が浮かび上がった。「照れくさい」、「恥ずかしい」と花を敬遠する男性と、もらう側の女性との感じ方に運いがあるようだ。男性から贈ってほしい花はバラの人気が高かった。調査はインターネットで女性を対象に実施。有効回答数は501人。「男性が花を抱えて歩いている姿」をどう思うか尋ねたところ、最も多かった回答は「ほほ笑ましい」が全体の66%。「格好いい」と考える女性も32%で、肯定的な受け止めが多かった。
贈ってほしい花はバラが全体の56%を占めた。次いでチューリップ(12%)、ガーベラ(9%)、ラナンキュラス(6%)、スイートピー(5%)、チョコレートコスモス(2%)の順だった。
調査では、男性から花を贈られた経験のある女性に「バレンタインデー」にもらったかを質問。「ある」と答えた女性は23%にとどまった。
「バレンタインデー」に限定せず、男性から花をもらったことのある女性は80%を超えていた。販売の仕掛け方次第では、「バレン
タインデー」が大きな物日需要を生む可能性がありそうだ。

日本農業新聞  2011年2月2日より


Copyright 2008 MARUHI FLOWER CENTER Co.,Ltd. All Rights Reserved.